「AI中心都市光州」の重要分野の一つ、AIヘルスケア産業の育成に向けたプラットフォーム構築事業が本格化しています。 これは、光州広域市が推進する「AI中心産業融合集積団地造成事業」の一環で、光州広域市と同市東区は病院や個人の医療データを活用した製品開発・事業化を目的としています。

 

第一段階として、全南大学病院と、韓国のマイクロ医療ロボット研究者らが参加し、光州広域市東区のスタートアップ支援センター内にコミュニティーセンターを造成、また、全南大学病院内に、オープンヘルスケアのためのビックデータープラットフォームを構築します。事業費は35億ウォンで、2020年末まで事業基盤インフラを目指しています。

さらに第二段階として、国家予算から150億ウォンを投じ、製品化コーディネートセンターを造成する計画です。

これらは、病院や個人の医療データを収集・加工、プラットフォーム構築などを推進する最初のモデルとなります。

プライバシー保護のため非識別化された医療データを今後のAI集積団地内のデータセンターに保存、共有する計画で光州型「AI中心産業融合集積団地造成事業」のコアとしての役割を果たすことが期待されています。

また、全南大学病院はオープンヘルスケアのビッグデータプラットホームの構築などのための施設のスペースを提供して、、企業が必要とする非識別化した医療データを提供することで、病院と企業の協業モデルとして機能します。

 

 

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